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第2回シンポジウム 海外で学ぶ〜資金調達編〜 文化庁議事録(その1)
JUGEMテーマ:演劇・舞台


2005年9月に実施した第2回シンポジウム 海外で学ぶ〜資金調達編〜で、グラントの説明をいただいた、文化庁、セゾン文化財団のお話を採録しています。
但し、プログラムの内容は、年度によって変わりますので、必ず最新情報を各ウェブサイトなどでご確認ください。
以下、情報は2005年現在のものです。
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小林翼さん(文化庁文化部芸術文化課支援推進室)の説明

本日はお招きいただきましてありがとうございました。こういった機会に文化庁新進芸術家海外研修制度の内容や申請の流れを紹介できるということで嬉しく思っております。短い時間ですがよろしくお願いします。説明の前にお手元の資料を確認させていただきたいと思います。まず新進芸術家海外留学制度平成18年度という青いリーフレットが1枚、それから平成18年度新進芸術家海外留学制度募集案内という青い冊子が1冊、それから新進芸術家海外留学制度15歳以上18歳未満の募集案内がお手元にあるかと思います。

それでは2つの点にしぼって本制度を説明していきたいと思います。ひとつ目は制度の中身、ふたつ目は申請の流れですね、どのように応募するのか、といったことをお話したいと思います。

それでは、ひとつ目のポイントの制度の中身をご紹介したいと思います。お手元の新進芸術家海外留学制度募集案内という青い冊子をごらんください。1ページ目、募集概要ということで派遣分野と派遣予定人数が記載してございます。ひとつ気をつけていただきたいのは、アートマネージメント分野の申請はそれぞれの専門分野からご応募ください、ということが下の方に書いてあります。アートマネージメント分野というのを個別に設けていなくて、例えば美術であれば美術の中にアートマネージメントということで含まれております。

<応募資格について>
応募資格ですが、原則として日本国籍を有する者、または日本の在住資格を有するものとなっております。平成19年度でいいますと、平成18年の9月1日現在で18歳以上、1年派遣の場合は45歳、美術分野については50歳未満。2年派遣は30歳、美術分野については35歳未満。3年派遣は27歳、美術分野は32歳未満となっております。ただし特別派遣の場合は年齢の上限はありません。それから、過去に在外研修員として研修を受けていない方に限らせていただいております。ただし過去に1年、2年、3年に参加した方は、特別派遣に限り再度の応募はできます。また、過去に特別派遣の研修を受けられた方は、再度特別派遣に応募はできません。ただ、特別派遣最初に行かれて、つぎに1年、あるいは2年、3年の派遣に応募したいという場合は妨げていません。それから専門とする分野で芸術活動の実績があること、外国での研修に耐える語学力を有すること、渡航先の研修施設の受け入れ保証があること、それから心身ともに健全であること、こういったことが応募の資格になっております。

<研修期間について>
研修の開始時期ですが、基本的には9月中に研修を開始していただくことになります。ですので、これからみなさん応募されて合格されて、研修を開始する場合には平成19年の9月から研修を開始することができる、ということになっています。それから注意いただきたいのは、ところです。研修の開始日は日本を出国する日であって、終了する日は日本に帰国する日となります。これ、研修先に出発するときはいいのですが、研修から帰ってくるときに、日本に着く日、成田空港に着く日が研修の終了日になりますので間違わないようにご理解ください。

<報告義務について>
研修期間中には、定期的に研修状況提出書を提出していただきます。帰国後には、帰国の日から2ヶ月以内に在外研修報告書を文化庁に提出していただくことになっています。

<研修中の一時帰国について>
また、研修期間中の一時帰国について原則として認めておりません。ただやむをえない場合、例えばご家族の危篤であるとか、緊急性を要するものについては文化庁に相談していただいて、文化庁の方が判断して研修生と相談しながら決めていくという流れになりますので、基本的には一時帰国はできないことになります。

<収入を伴う活動の制限>
研修期間中は収入を伴う活動に制限がございます。研修制度ということで、あくまでも研修のために外国へ行っていただくということになっておりますので、収入活動、経済活動を行う場合には注意していただきたいですね。ここに「研修先の国の法令などで認められる場合でなければ行うことはできません」とありますように、ビザを取得する際に、やはり留学生のビザ、あるいは研究者、それに準ずる者に与えられるビザで入国することが多いのですが、そのようなビザでは全く経済活動を認められていない場合があります。その場合、収入を伴う活動してしまいますと法律に触れてトラブルに発展する可能性がありますのでご注意していただきたいと思います。それから観光取材旅行は対象になりません。
(つづく)


芸術分野海外研修サポートプロジェクト : 2005・9第2回シンポジウム記録(文化庁) : 15:19 : comments(0) : trackbacks(0)
第2回シンポジウム 海外で学ぶ〜資金調達編〜 文化庁議事録(その2)
JUGEMテーマ:演劇・舞台


2005年9月に実施した第2回シンポジウム 海外で学ぶ〜資金調達編〜で、グラントの説明をいただいた、文化庁、セゾン文化財団のお話を採録しています。
但し、プログラムの内容は、年度によって変わりますので、必ず最新情報を各ウェブサイトなどでご確認ください。
以下、情報は2005年現在のものです。
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(その1からのつづき)

<支給金額について>
次に、文化庁がどういった経済的なバックアップをするかという点についてお話したいと思います。ひとつめは往復の航空運賃、エコノミークラスの実費を援助いたします。支給するのは研修の開始終了にかかる、国内の在宅地の直近の国際空港から研修地の国際空港までです。例えば、東京在住の方がイギリスのロンドンで研修をするのであれば成田からロンドンの国際空港間の往復運賃を文化庁が支給いたします。ご注意いただきたいのは、研修国が2ヶ国以上にまたがる場合、例えば「ロンドンに行きました、6ヶ月後にパリへ行きます」という場合には、ロンドンとパリ間の航空運賃は文化庁では負担できません。事前の支度料は一律25,000円を支給いたします。滞在費は概ね日額1万円前後を支給させていただいております。

以上、制度がどういうものであるかということを紹介いたしました。

<申請の流れについて>
つぎにふたつ目のポイントである申請の流れ、どのように応募して審査が行われて結果がいつわかるか、ということをお話させていただきます。

まず、選考等日程ですが、申請書を提出してから研修を開始するまでのおおざっぱな流れをご説明します。今年、平成17年を例にとると、9月1日に推薦団体から文化庁への提出を締め切って、11月上旬から中旬にかけて一次選考が行われる予定になっております。12月の上旬から来年平成18年1月上旬までに一次選考の通過者を対象として面接選考を、そして最終的に2月中旬に内定通知ということで二次選考の結果をお知らせいたします。

<書類提出先について>
応募の方法でご注意いただきたいのは、書類を提出先は文化庁ではなく、新進芸術家海外留学制度推薦団体、もしくは都道府県、政令指定都市の担当部署に必要書類を提出していただくことになります。その提出先ですが、表紙の裏に推薦団体一覧表というのがありますので、そちらをご覧いただきたいと思います。最初は例えば、日本美術家連盟などの協会が載っております、その次のページには政令指定都市などの担当部署が載っております。文化庁としましては、この推薦団体から書類をいただいて、そこから応募の手続きが始まるということになります。例年何件か文化庁の方に直接提出してしまう方がいらっしゃいますが、こういった流れでご提出いただければと思います。

<ビザの取得について>
ここ最近の世界の情勢をかんがみて、文化庁としてもビザの取得についてはご注意いただきたいと思っております。文化庁の新進芸術家の研修員に決定するだけで外国に行けると勘違いなさってしまう方があるのですが、そうではありません。各自で責任を持ってビザを取得していただく必要がありますので、ご自分の責任で取得していただきたいと思います。

<派遣状況について>
今年度の派遣状況をご紹介申し上げますと、168名の方が新進芸術家海外留学制度の研修員として海外に派遣されております。1年派遣の方が116名、2年派遣の方が18名、3年派遣の方が1名です。それから特別派遣の方は30名、15歳以上18歳未満の方は3名となっております。このうちで研修国の指定の多かった国はアメリカ、イギリス、ドイツ、フランスというふうになっております。既に9月1日から研修を開始されている方が10数名いらっしゃいます。順次出発いただいて、平成18年度在外研修員として研修を開始するというふうになっております。私の方からは以上です。ありがとうございました。

以上




芸術分野海外研修サポートプロジェクト : 2005・9第2回シンポジウム記録(文化庁) : 14:55 : comments(0) : trackbacks(0)

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