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海外研修留意事項 チェックリスト
JUGEMテーマ:演劇・舞台


海外研修には希望や可能性と同時に、物心ともに対峙しなければならない点が多数ある。
アートマネジメント関係の海外研修経験者の声をもとに、これから海外研修を考える人のための留意事項をあげる。(2007/2版)

1  実現するまでの環境づくり

■ 研修形態
・ 一言でアートマネジメントといっても、職種はさまざま。自分のキャリアと職種に合った研修の形態は何か
・ 学校に行くのか、組織でインターンをするか、テーマを立てた自由研究とするか
■ 資金調達
・ 助成金や奨学金を取得できるか
・ 自己資金の準備(自宅を残すか、引き払うか/学費がかかるか/不在期間の税金は  etc.)
■ 仕事
・ 現在の仕事をどうするか
・ 休職などの場合、職場の理解が得られるか
・ 退職する場合、帰国後に仕事が容易に見つからないことも多い→経済的な準備を含めて考える
■ 研修先探し
・ かなりむずかしいと思った方がよい
・ 留学経験者は、土地勘、人脈、生活の基礎情報などがあり、研修先の選定や生活の基盤づくりが比較的容易。はじめて海外に出る場合は、現地に知り合いがいるなどの条件があった方が便利
・ 研修先が見つかっても、相手に責任が発生する受け入れ状をもらうのは、簡単ではない
・ アメリカ合衆国などはビザの関係で、かならずしも希望の団体に受け入れてもらえないことがある
・ 意外に時間がかかるので、準備には十分な時間を見込んでおいた方がよい
■ 語学
・ 試験がなくても、アートマネジメント分野では、語学力は不可欠
・ 日常的に仕事をする上で困らないだけの語学力が前提となる
・ 自分の仕事まわりの事柄は、現地の言葉で説明できるように準備をする
■ 情報源
・ 各国大使館など
・ 市販のガイドブック
・ 現地在住または在住経験者の知人
・ インターネットのサイトなど(海外の大都市には日本人コミュニティの支援サイトなどがある)
■ 下見
・ はじめての土地で研修する場合は、住居探しも含めて、事前の下見が望ましい

■ 家族
・ 同行するかどうか、ビザの手配はできるか、家族の仕事や学校の手配はどうか

2  研修が決まってから出発、現地での問題

■ ビザ
・ 9.11以降、各国のビザのシステムは厳しくなり、変更が多いので、最新情報を領事館などで調べる必要がある
・ 特にアメリカ合衆国の状況は厳しい(滞在中に出国すると再入国できない場合がある)
・ たとえ文化庁からの派遣でも優遇措置はない

■ 住居
・ 大都市の場合、家賃の高騰、住宅難を考えておくこと
・ 新学期を控え8月までに学生が手頃な物件を借りてしまっているので、9月以降出発の在外研修員は、住居探しにはいちばんむずかしい時期に到着することになる
・ 特に、舞台芸術にかかわっていると、帰宅時刻が遅くなることが予想されるので、治安状況については、現地でよく確認をする必要がある
・ ガイドブックに載っている治安情報は、かならずしも現地の情報とは一致しない

■ 荷物
・ 行き先によって、現地で入手しやすいもの、物価、送料などが違うので、下調べの必要がある
・ 現地で入手しやすいものはなるべく現地で調達した方がよい
・ 帰国売などを賢く活用する

■ 研修内容
・ 研修先での人間関係をどう築くか
・ コミュニケーションをスムーズにするにはどうしたらよいか
・ ビジネスの習慣の違いから起こる摩擦、誤解などを、どう乗り越えていくか
・ カルチャーギャップはあって当然と考える

3  帰国後の問題

■ 成果の発表、仕事への活かし方
・ 出発前の職場に戻っても、研修成果を仕事に活かせるか
・ 成果の発表の機会はあるか、あるいはそうした機会をつくれるか
・ 自分の成果を、仕事として結実させるためにはどうしたらよいか

■ 経済的・精神的な仕事の基盤の建て直し
・ 帰国後、海外との状況のギャップを精神的にどのように埋めるか
・ 仕事を辞めて行った場合やフリーランスの場合、年度途中で帰ってくると、すぐには仕事がない
・ 帰国年度、次年度の2年間くらいは、経済的な困難も覚悟すること


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